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痛くない胃カメラの受け方|経鼻内視鏡とウトウト鎮静のメリット

[2025.10.07]

はじめに

胃がんや胃潰瘍の早期発見に欠かせない胃カメラ検査。 しかし「痛そう」「つらそう」というイメージから、 検査を敬遠している方も多いのではないでしょうか。

現在の胃カメラ検査では、患者さんの負担を大幅に軽減する 方法が確立されています。 今回は、経鼻内視鏡(けいびないしきょう)と鎮静剤を使った 検査について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを 詳しく解説します。

経鼻内視鏡検査とは?従来の胃カメラとの違いを解説

経鼻内視鏡とは、鼻の穴から細いカメラを挿入して胃の中を 観察する検査方法です。 従来の経口内視鏡(口から入れる胃カメラ)と比較して、 直径が約半分の4-6mmと非常に細くなっています。

最大のメリットは、嘔吐反射(おうとはんしゃ)が 起こりにくいことです。 嘔吐反射とは、のどの奥に物が触れた時に「オエッ」となる 自然な反応で、多くの患者さんが胃カメラで最もつらいと 感じる症状です。

経鼻内視鏡では舌の根元を通らずに食道へ到達するため、 この不快な反応を大幅に軽減できます。 検査中に医師との会話も可能で、リアルタイムで画面を 見ながら説明を受けることができます。

研究データによると、完了率は98.1%と非常に高く、 約60%の患者さんが「楽に検査を受けられた」と評価しています。 薬剤を使用しないため、検査後すぐに車の運転や 日常生活に戻ることができます

なお、当院では高画質経鼻内視鏡システムを導入しており、従来の経鼻内視鏡で課題とされていた操作性や画質の問題を解決しています。

鎮静剤を使った胃カメラ検査の効果と安全性

鎮静剤とは、眠気を誘い不安や緊張を和らげる薬剤のことです。 胃カメラ検査では、静脈注射でミダゾラムという薬剤を 使用することが一般的です。

当クリニックでも、安全性が確立されたミダゾラムを使用して 鎮静下検査を行います。 鎮静剤の最大の利点は、検査中の記憶がほとんど残らない ことです。

患者さんは「気がついたら検査が終わっていた」という 感覚で、検査に対する抵抗感やご不安を大幅に軽減できます。

過去に胃カメラ検査でつらい経験をされた方や、 緊張しやすい方に特におすすめの方法です。

起きたままvs寝ている間に:あなたに最適な検査方法の選び方

覚醒下(起きたまま)での内視鏡

覚醒下(起きたまま)での内視鏡は、薬剤を使用しないため 検査後すぐに日常生活に戻れることが最大の魅力です。 車の運転も可能で、お仕事への影響が最小限に抑えられます。

一方で、鼻出血(はなぢ)が起こる可能性があります。ただし、鼻出血の多くは軽微で、適切な処置により改善します。

鎮静下(寝ている間に)での内視鏡

鎮静下(寝ている間に)での内視鏡では、検査中の苦痛が ほぼゼロになる反面、検査後30分-1時間は安静が必要で、 当日の車の運転はできません。

どちらの方法も診断に必要な精度は確保されており、 重要なのは患者さんのライフスタイルや検査の目的を 考慮して最適な方法を選択することです。

まとめ

胃カメラ検査は、胃がんの早期発見において極めて重要な 検査です。 覚醒下での内視鏡と鎮静下での内視鏡、 それぞれに科学的根拠に基づいた優れた特徴があり、 患者さんの状況や検査の目的に応じて選択できます。

当クリニックでは、患者さんのご希望やライフスタイルに 合わせて、選択肢をご提供いたします。

検査への気がかりがある方、ご多忙な方は、遠慮なくご相談ください。 患者さん一人ひとりに最適な検査方法を提案し、 安心して検査を受けていただける環境を整えることが、 私たちの使命です。 定期的な検査で、大切な健康を守っていきましょう。

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