内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)検査
「内視鏡はちょっと…」とためらっている方へ
内視鏡検査と聞くと痛い、苦しい、面倒といったイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
しかし、心臓をチェックするために心電図を、肺をチェックするためにレントゲン検査を行うように、胃や腸の健康を守るためには内視鏡検査が不可欠です。
現在の内視鏡検査は、医療技術の進歩により苦痛を大幅に抑えて受けられるようになっています。
当院では、細径内視鏡と鎮静剤を使用することで、患者様が眠っている間に検査を完了できる環境を整えております。経験豊富な内視鏡専門医が担当いたしますので、リラックスして検査をお受けいただけます。
胃がんや大腸がんは日本人に多い疾患ですが、早期発見により治癒率は大幅に向上します。快適な検査環境で、定期的に健康をチェックしましょう。
最新技術による苦痛の少ない胃カメラ検査の仕組み
従来の胃カメラは口から太い管を入れるため、のどの奥を刺激して強い吐き気を引き起こすことがありました。当院で導入している経鼻内視鏡(鼻から入れる胃カメラ)は先端が5mm程度と非常に細く、舌の根元に触れずに挿入できるため吐き気がほとんど起こりません。
近年の技術進歩により経鼻内視鏡の画質は飛躍的に向上しており、従来の経口内視鏡と比べても画質や診断精度に差はありません。細径でありながら鮮明な画像で微細な病変までしっかり発見できます。
さらに当院では、ご希望に応じて鎮静剤を使用いたします。鎮静剤を使用することでうとうと眠っているような状態になり、検査中の記憶や苦痛がほとんど残らない状態で受けられます。
鼻腔内には十分な局所麻酔を行うため挿入時の痛みも和らぎます。検査時間は約10分程度で、目が覚めた時には検査が終了しています。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の特徴と検査の流れ
大腸内視鏡検査は、肛門からスコープを挿入して大腸全域の粘膜を詳しく観察する検査です。
当院では検査時に炭酸ガス送気システムを導入しています。炭酸ガスは空気に比べて体内への吸収が約200倍早いため、検査後のお腹の張りや膨満感が大幅に軽減されます。また、柔軟性の高いスコープを使用しているため挿入時の痛みも最小限に抑えられます。
大腸内視鏡検査当日の詳しい流れ
-
前処置薬(下剤)の服用
腸内をきれいにするため、検査前に下剤を服用していただきます。患者様のお身体の状態に合わせて薬剤を選択します。院内で下剤を服用していただくことも可能です。 -
来院と前処置状態の確認
ご来院いただき、便の状態を確認します。便の濁りが残っている場合は、追加の前処置を行います。 -
検査説明と同意
検査手順や鎮静剤の使用について医師・スタッフから詳しく説明し、ご同意をいただきます。 -
鎮静剤・鎮痛剤の投与
点滴ラインから鎮静剤を注射します。患者様の状況に応じて鎮痛薬も併用し、数分でリラックスした眠気を感じ始めます。 -
検査・処置の実施
眠っている間にスムーズに検査を行います。ポリープが見つかった場合はその場で切除することも可能です。検査時間は20~30分程度です。 -
リカバリーとご帰宅
検査終了後は回復室のベッドで約1時間ゆっくりとお休みいただき、意識がはっきりしてから医師から結果説明を行い、ご帰宅となります。
日帰りポリープ切除で一度に検査と治療が完結
当院では、身体への負担が少ないコールドポリペクトミー(非通電切除法)を採用しています。電気を通さずに専用のループ状スネアでポリープを切り取るため、従来の通電切除法と比べて出血や腸管穿孔のリスクが極めて低い安全な治療法です。
10mm以下のポリープであれば、検査と同時に切除して入院することなくその日のうちにご帰宅いただけます。
切除したポリープは病理組織検査を行い、悪性細胞の有無を詳しく診断します。大腸ポリープを早期に発見・切除することは、将来の大腸がん予防に直結します。検査後は院内で約1時間お休みいただき、体調に問題がなければそのままお帰りいただけます。
胃・大腸カメラ同日施行対応
当院では、胃カメラと大腸カメラを同じ日にまとめて受けていただける同日検査に対応しています。
胃も大腸も気になるけれど、何度も通院する時間がないという方におすすめです。同日施行により、前処置や絶食の負担が1回で完結するため、お仕事や家事でお忙しい方のスケジュールへの影響を最小限に抑えられます。
また、鎮静剤を使用することで両方の検査を眠った状態で楽に受けていただけます。検査後はリカバリールームでゆっくりお休みいただき、完全に目が覚めてからご帰宅いただけます。(※鎮静剤を使用するため、お車・バイク・自転車でのご来院はお控えください)
土曜日の内視鏡検査にも対応
平日は仕事や学校があって通院が難しいという方のために、当院では土曜日にも胃カメラ・大腸カメラ検査を行っております。
健康診断の再検査通知を受け取った方や、胃やお腹に気になる症状がある方も、週末の時間を有効に活用して受診していただけます。
病気の早期発見・早期治療のためにも、無理のないスケジュールで定期的な内視鏡検査をご検討ください。
内視鏡検査の費用目安(保険適用)
保険診療における内視鏡検査・処置の自己負担額の目安一覧です。
| 検査内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
|---|---|---|---|
| 胃カメラ(観察のみ) | 約1,500~2,000円 | 約3,000~4,000円 | 約4,500~6,000円 |
| 胃カメラ+生検・病理検査 | 約3,000~5,000円 | 約6,000~10,000円 | 約9,000~15,000円 |
| 大腸カメラ(観察のみ) | 約2,000~2,500円 | 約4,000~5,000円 | 約5,500~7,000円 |
| 大腸カメラ+ポリープ切除 | 約7,000~10,000円 | 約14,000~20,000円 | 約20,000~30,000円 |
